令和元年度 基本方針

テーマ『地域間連携の強化と地域経済の自立を目指して』

 昨年度は「島根県における働き方改革、事業承継支援、観光振興の取組み」「山陰における新幹線の実現に向けて」「新幹線整備における地域創生について」等々をテーマに講演会やパネルディスカッション、意見交換会などの開催や、北海道新幹線視察、先進地視察などにより、各々の取組みの現状と課題について理解を深めてきた。また近年成長著しいバンコク・ホーチミン視察を実施し、そのエネルギーを肌で感じた。

 合わせて松平不昧公の没後200年にちなむ記念公開フォーラム「松平不昧公の人となりとその美意識」をはじめ、「五感でとらえた明治にほんの面影~小泉八雲と神々の国の首都、松江」「津和野の幕末と明治の津和野人たち」などの講演、また「石見銀山中村館」視察を通して、文化・歴史にもあらためて深く触れた年であった。

 今年度は引続き「地域間連携の強化と地域経済の自立」をテーマに掲げ、中長期的な視点を持って諸活動に取組んでまいりたい。特に今年度は10年に一度の「ホーランエンヤ」や「浜田開府400年記念事業」の開催もあり、地元をはじめ観光面での盛り上がりも大きく期待されるところである。中海・宍道湖・大山圏域の広域連携など地域一体となった観光振興により、域外からの交流人口増加を図り地域経済の活性化につながる取組みを行っていく。また、これまで取組んできた山陰新幹線構想についても、昨年度に島根県に要望書を提出したところであり、引続き各地の経済同友会や経済団体、自治体との広域地域間連携により、その実現に向けて議論、研究を進めてまいりたい。合わせて、地元教育界等と連携し、未来を担う人材の育成や子育て支援の推進についても引続き取組み、持続可能な地域社会の実現を目指していく。

【今年度の取組み課題】

  1. 観光振興
    • 地域資源の活用と情報発信強化による認知度向上
    • インバウンドを含む観光振興に向けた提案・提言(Wifiなど通信環境の整備、案内表示の改善など)
    • 観光イベントへの協力・支援(「ホーランエンヤ」「浜田開府400年記念事業」など)
  2. 産業振興
    • 会員相互の交流・研鑽による各企業の魅力度向上
    • 観光振興による副次的・派生的な産業の呼び起こし・振興
    • 産・官・学連携による新産業・新事業の創出
    • AI・IoT等の新技術の活用促進、地域産業の振興への取組み
  3. 交通インフラの整備・促進
    • ミッシングリンクの解消・安全性向上対策・利用料の低料金化等への取組み
    • 山陰新幹線構想に関する調査研究
    • 航空路線(出雲空港、石見空港、隠岐空港)の維持・充実
    • 物流拠点港(浜田港、西郷港ほか)の整備・活性化
    • 安心安全な橋梁整備
  4. 中山間地振興
    • 地域振興支援交付金の有効活用による活性化支援
    • 三江線の跡地利用策の検討
  5. 人材育成・子育て支援観光振興
    • 地元高等教育機関等との連携による人材育成・地元就職率向上への取組み
    • ふるさと教育の実践への協力
    • 働き方改革・子育て支援の推進
  6. 国内外視察と他団体との交流の活発化
    • 地方創生につながる先駆的な取組み事例の視察
    • 各地の経済同友会との交流および中国経済連合会など地元経済団体との連携
  7. エネルギー問題に関する研究
    • 原発の安全管理・環境管理問題に関する視察・研究
    • 再生可能エネルギー・省エネルギーの研究
  8. 地域に根ざしたスポーツによる地域振興への取組み


令和元年度 委員会活動方針・事業計画

①総務委員会       委員長 森  保 志

【活動方針】

 当委員会は、引続き地域活性化に向けた活発な委員会活動を進めるため、正副代表幹事、各委員長と連携を密にしながら、委員会・会員間の連携・親睦を図り円滑な委員会運営を進めるとともに、会員増強の推進を図り、当会組織の充実・強化に取組んでいきたいと考えます。

【事業計画】
  1. 役員、委員会等の諸活動・会議の円滑な運営
  2. 委員会活動の活性化
  3. 地域振興支援交付金制度の運営
  4. 島根県知事を囲む懇談会の開催
  5. 会報『島根経済同友』の充実
  6. 会員の増強
  7. 東京島根経済クラブとの交流

②産業活性化委員会       委員長 妹 尾 雅 雄

【活動方針】

 AI・IoT等の新技術企業ならびにエネルギー関連施設を視察し、参加者の相互研修によって、中長期的視点に立った産業振興に関する提案・提言に取り組んでいきます。

【事業計画】
  1. 先進地視察、相互研修会の実施
    • 相互研修による地域産業の振興・活性化に関する提案・提言
    • AI・IoT等の新技術を活用したものづくり現場等の視察
    • 再生可能エネルギーを活用したエネルギー関連施設の視察
  2. 新春例会において講演会等を開催(2020年1月)

③教育問題委員会       委員長 谷 口 博 則

【活動方針】

 地域の教育問題、人材育成や産学の連携に関して現場視察および関係者との意見交換を行うとともに関連する地域の諸活動に対して協力する。

【事業計画】
  1. 国内の高等教育機関視察
  2. ICTを活用した人材教育に関しての勉強会の開催
  3. 地域における人材確保、教育問題等について、高等教育機関等と意見交換
  4. 地域・教育魅力化プラットフォームの事業への協力
  5. トビタテ!留学JAPANプログラムへの協力

④観光振興委員会       委員長 足 達 明 彦

【活動方針】

 観光振興の活性化は、地域産業の発展において重要なポイントであり、伸長著しいインバの対応強化を主体にインバウンド研修・地域が一体となった観光振興の実践事例についてさらに研究を深め、内容・結果をもとに地域経済の活性化につながる取り組みへ貢献していきます。

【事業計画】
  1. 地域資源の活用と情報発信強化による認知度向上及び関連先・近隣経済同友会との情報交換(先進地への視察・研修会・講演会含)
  2. インバウンドを含む観光振興に向け、島根鳥取合同委員会と連携し、関連先・行政を交えた検討による提案・提言(Wi-Fiなど通信環境の整備、案内表示の改善、補助金活用の推進)
  3. 地元観光イベントへの協力・支援(ホーランエンヤ等)

⑤島根・鳥取合同委員会       委員長 上 定 昭 仁

【活動方針】

 平成19年の発足以来、山陰両県における産業振興・インフラ整備・観光振興等をテーマとし、活発な意見交換を行うことにより両県連携の推進を図っている。昨年度は「山陰新幹線」をメインテーマに、関連プロジェクト視察・ヒアリング並びに合同懇談会を開催し、年度末には島根県知事宛てに「山陰における新幹線整備に関する提言・要望書」を提出したが、今年度においても引き続き新幹線を中心とした交通インフラ整備を主題として取り上げる。

【事業計画】
  1. 第46回鳥取県・島根経済同友会合同懇談会の開催(島根県で開催予定)
  2. 産業振興・インフラ整備・観光振興等のテーマについて、山陰両県の連携推進に資する活動の実施

⑥島根・広島交流委員会       委員長 河 原 八 郎

【活動方針】

 中四国圏域を取り巻く課題解決に向けて、広島経済同友会との交流を深めるとともに、中国経済連合会など圏域経済団体との連携を図り、交通インフラ整備促進や地域資源の掘り起こし活動などの研究・提言に取り組む。

【事業計画】
  1. 島根・愛媛・広島交流懇談会(今年は9月13日広島開催)への参加
  2. 島根県内及び中四国圏域の交流促進と活力向上に資する高速交通インフラ整備などの研究
  3. 島根県内及び中四国圏域を取り巻く課題や地域連携策についての勉強会の開催
  4. その他関連する事業

⑦国際経済委員会       委員長 中 村 寿 男

【活動方針】

 当地元企業の発展のため、成長著しい海外市場を取り込む支援を行う。企業の海外進出島根県産品の輸出、さらにはインバウンドの拡大に向け情報収集・研究するとともに海外視察研修を行う。

【事業計画】
  1. 第21回国際視察の実施(現在検討中)
  2. インバウンド、海外経済情勢等についての情報収集・研究
    (ジェトロと連携してセミナー開催)

⑧文化・スポーツ・親睦委員会       委員長 石 さき 修 二

【活動方針】

 「地域連携の強化と経済の自立」のためには、まずは、会員相互が積極的に交流し、研鑽を重ね、各企業の魅力度を向上していくことが何よりも不可欠になると考えます。そこで当委員会は、地域に根ざした文化・スポーツを通じて、会員相互の交流を促進し、親睦を図ることで地域経済の活性化に繋げることを目的として活動をしてまいります。

【事業計画】
  1. 島根の文化、歴史を通じて会員相互の交流・親睦を図る文化振興事業の開催
    • ローソク島に代表される隠岐の島を訪ね、多くの文化遺産を見聞すると共に、昨年入会をいただいた会員との交流・親睦を図る(9月18日~19日)。
  2. スポーツを通じて会員相互の交流・親睦を図るスポーツ振興事業の開催
    • 島根経済同友会は全県一区である事を再認識するために、昨年に引き続き島根県西部地区でスポーツを通じた交流・親睦を図るイベントとして、いずも大社カントリークラブにおいてゴルフ大会を開催する(10月5日)。

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