2017年01月18日(水)

第43回島根・鳥取県経済同友会合同懇談会

日 時: 平成28年11月29日
場 所: 米子市 皆生グランドホテル天水

 

 第43回島根・鳥取県経済同友会合同懇談会が11月29日、米子市の皆生グランドホテル天水において開催されました。島根経済同友会から川上、久保田両代表幹事ほか30名、鳥取県経済同友会から松村代表幹事ほか48名が参加しました。

 メインテーマを「なぜ山陰新幹線が必要なのか」とし、第一部は鳥取県経済同友会の伊木隆司鳥取島根合同委員長による「山陰新幹線のこれまでの経過、実現への課題」と題した研究発表、第二部は京都大学大学院教授で内閣官房参与の藤井聡氏による「山陰新幹線の実現に向けて」と題した講演が行われました。

 藤井教授は、新幹線が沿線都市に人口増や企業立地、さらには観光客の増加をもたらしている事例を紹介し、「地方都市の発展には交通インフラ、とりわけ新幹線の整備が不可欠」と力説。東海地震や南海トラフ地震などに備えた防災上の観点からも新幹線を伸ばして日本海国土軸を形成しなければならないと訴えました。そのうえで、新幹線の延伸を働きかけるためには「運営費で黒字が望めることが重要」と指摘。まず、特急の運行本数と利用者の多い伯備線に沿って岡山と米子、松江、出雲をつなぐ伯備新幹線を通し、その後鳥取側や石見側に延伸させていく形が現実的との持論を展開されました。その熱い語り口に出席者の誰もが引き込まれ、あきらめず地元が声を上げていく必要性について思いを新たにしました。

2017/01/18 12:07 | 未分類 | コメント(0)

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