2014年08月07日(木)

第40回鳥取県・島根経済同友会合同懇談会

日時:4月23日
場所:ホテル一畑

テーマ:「山陰海岸並びに隠岐諸島の観光振興を考える」 ~世界ジオパーク認定を活かして~

 

来場者

鳥取:来賓・鳥取西部総合事務所長ほか7名

秦野代表幹事、米原代表幹事ほか会員37名・事務局3人

計47名


島根:事務局7名

計63名

 

 

平成26年4月23日、松江市のホテル一畑に於いて「山陰海岸並びに隠岐諸島の観光振興を考える」~世界ジオパーク認定を活かして~をテーマとして、パネルデイスカッション形式の「第40回鳥取県・島根経済同友会合同懇談会」が開催されました。鳥取県経済同友会から、秦野代表幹事、米原代表幹事ほか会員37名・来賓は鳥取西部総合事務所長ほか7名 事務局3人 計47名が参加、島根経済同友会は、宮脇代表幹事ほか会員43名、来賓として、溝口県知事、小林島根大学学長ほか13名、事務局7名の63名。合計110名の出席をとなりました。
パネルデイスカッションのプレゼンテーターとして山陰海岸ジオパーク推進協議会 漆原利明氏、隠岐世界ジオパーク推進協議会 野辺一寛氏をお招きし、またパネラーとして、榎本岩美町長、松田隠岐の島町長、吉田鳥取県副代表幹事、宮脇島根代表幹事が参加し、会場内の来賓・出席者からの意見も多く、有意義な意見交換が行われました。
その後、会場を移して、懇親会が行われ、賑やかな懇談会となりました。
第40回懇談会は、岡本啓委員長の司会進行のもと、宮脇和秀代表幹事から、両県経済同友会を代表して「今年は、アベノミクスが愈々実体経済の持続ある発展に向けた本番を迎える。こうした成長戦略の成功のカギは、我々民間事業者が、自ら考え、行動することにある。また、地域の発展は定住・交流人口の維持拡大が大きな要因となる。そうした意味で、隠岐の島や鳥取県岩美町は、それぞれの地域で、世界ジオパーク認定を契機に、観光振興など、地域の活性化にこれをどう活かしていくかが課題でもある。本日は、鳥取の先行事例、隠岐のこれからの事業計画などについて勉強したい。」との開会の挨拶がありました。
来賓を代表して、溝口善兵衛島根県知事から、「鳥取・島根合同委員会の盛会をお祝いする。経済同友会会員の皆様には、平素から、両県の産業・地域振興に多大な尽力をいただいている。この場を借りて、御礼申し上げる。昨年、島根県に於いては、出雲大社の遷宮効果により、予想を超える来県客があった、また、若い女性に多く来ていただいた。島根の観光資源(大都市の魅力と相対的な関係にある島根の自然・歴史・文化・伝統・温泉・豊富な食材、料理などの価値)を教えてくれた。今後ともインフラ整備にあわせ、それを発展させていきたい。」との挨拶がありました。

懇談会の冒頭は、テーマの説明・プレゼンテーションとして、2010年に世界ジオパーク認定を受けた山陰海岸並びに2013年に同じく認定を受けた隠岐諸島について、認定要件である、地域の地勢、歴史、それを生かしてきた人々の生活・特色などについての紹介、解説がありました。
説明者は、山陰海岸ジオパーク推進協議会 漆原利明氏、隠岐世界ジオパーク推進協議会 野辺一寛氏のお二人でした。

パネルデイスカッションでは、宮脇代表幹事がコーデイネーターを勤め、日本のジオパーク(6件)の紹介をしながら、ジオパークの有する特色と観光振興を考えると、ジオパーク認定地域こそ、そこに行ってみないと分からない、現地を訪れてこそその良さが認識できる資源である。出来るだけ多くの人々に訪問してもらい、当該地域の人口減少に歯止めをかけ、地域の活性化に活かす方策を話し合いたいと説明。
 

パネラーの発言概要
榎本岩美町長

  • 岩美町の概要説明
  • 2010年10月3日 2回目の申請で認定を受けた。
  • 町民の理解を促進するための事業や地元ガイドの養成などを実施している。
  • 保全と活用の両立を図るべく、各種の事業を継続実施していきたい。

松田隠岐の島町長

  • 隠岐の自然や生活の歴史、伝統などに対する町民の意識もジオパーク認定を契機に関心が高くなっている。
  • 離島のハンデ(特に交通費が高くなる)を知恵を出して乗り越え、役場や企業も一体となって、多くの観光客に一度隠岐に行ってみたいと思われるような美しい島をつくりたい。
  • ITをを利活用して、山陰海岸のジオパーク全体像が良く分かるような工夫が必要と考える。
  • 鳥取砂丘の例であるが、これまで砂丘の振興にNPOの一員として取り組んできた。
  • 鳥取砂丘デジタル実行委員会を設置し、現場を撮影し、航空写真にQRコードを入れて、砂丘の映像が立体的に空から、海から手軽に見れるようにした。
  • 古地図も残っており、ジオパーク全体を面白く説明できると考える。

また来賓等の出席者を交えた、今後の地域振興に向けた意見交換では、小林島根大学学長をはじめ、次の方々から貴重なご意見をいただいた。
山根鳥取県西部総合事務所長
小倉鳥取県地域振興部長
西山島根県地域振興部長
鴨木島根県環境生活部長
中村島根県商工労働部長
山岡島根県隠岐支庁長
柴田島根県隠岐支庁県民局長
能海松江市副市長

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2014/08/07 16:54 | 未分類 | コメント(0)

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