経済同友会は、第２次大戦後間もない昭和２１年４月、日本の政治、経済、社会、道徳が混乱するとともに、道路、鉄道、水道などの各種基盤施設も失い、焦土に等しい荒廃の中から立ち上がろうとする東京で、新生日本の構築・再建に向けて、経済人が全力を捧げようと大いなる気概・覚悟のもと設立されました。

そして、順次全国で設立され、島根経済同友会は、昭和４０年５月に発足しました。

その後、島根をはじめ各地の経済同友会は、それぞれの地域における経済・地域社会の活性化や人々の生活の安定を目指して、各種の調査・研究やタイムリーな政策提言を行い、地域が当面する諸課題に積極的に取り組んでまいりました。

島根県に住む人々が、より良い発展を遂げていくためには、昨今の目を見張るＩＣＴ技術進展への対応やグローバルな経済・政治の影響を勘案しながら、地域の将来を見通し、島根らしさ、島根の良さを推進するインフラ整備、教育・人材育成、定住対策、観光振興、企業立地の促進等々、多くの課題解決に向けた努力を迅速かつ着実に実施していかなければなりません。

島根経済同友会は、現在１次、２次、３次の各般に及ぶ業種で構成する２５０会員でありますが、会員同士が親交を温め、切磋琢磨し、長年にわたる経済人としての経験や知識、行動力を「住みよい島根づくり」に生かすよう、今後とも積極的な活動を展開してまいります。

本部：147名（松江、安来、雲南、奥出雲、隠岐）

出雲支部：43名（出雲、大田、飯南）

石央支部：42名（浜田、江津、川本、美郷、邑南）

石西支部：29名（益田、津和野、吉賀）