日 時: 平成30年2月28日
2月28日岐阜県にある「JAEA瑞浪超深地層研究所」の視察に2委員会合同で川上・久保田両代表幹事以下会員・関係者総勢15名で行ってきました。
昨年、国から原子力発電に伴って発生する「高レベル放射性物質」を地下300m以深に埋設(地層処分)する場合の地域特性を示した「科学的特性マップ」が提示されたことから、原発立地県である当同友会としては、この機会に「地層処分」の概要とその安全性を研究すべく「しまねフォーラム・エネルギー問題協議会」を通じ視察を依頼し実現しました。
「瑞浪超深地層研究所」では、「高レベル放射性廃棄物」を「地層処分」するに当たっての地下の環境や現象を研究する「地層科学研究」を行なっており、主に花崗岩を対象として、岩盤の強さ、地下水の流れ、水質などを地下500mまで坑道を建設し研究しています。
今回はヒアリングを受けた後、実際に地下500mの現場を視察し、その研究を体感することができ、有意義な視察となりました。島根県にとっては今後も増え続けるであろう放射性廃棄物の処理は喫緊の課題です。島根経済同友会では引続きエネルギー問題について研究・議論を重ねたいと考えます。