日 時: 令和元年9月24日~25日
観光振興委員会は本年度の活動方針に沿い、FDA航路が開通し交流の深まった静岡県を視察し、合わせて静岡経済同友会の皆様と意見交換をしました。
川上代表幹事、足達委員長を始め、13名の参加がありました。行きが富士山静岡空港着、帰りが小牧空港発のFDA機に搭乗しましたが、1泊では視察時間が多く取ることができず、当初予定した天浜鉄道・天竜二俣駅(三江線利活用参考)は残念ながら視察できませんでした。
9月24日(火)
16:00 蓬莱橋(島田市) 解説:島田市観光協会土屋事務局長
平成9年12月に「世界一長い木造歩道橋」としてギネス認定を受けています。
全長897.4m(厄無し)、長い木の橋(長生きの橋)といった語呂あわせで厄払いや長寿のご利益スポットとして観光客を集めています。
静岡県への外国人観光客が増加する中、インバウンド誘客対策として、パンフレットの多言語化、国土交通省の協力による駐車場の整備を行っているそうですが、蓬莱橋を訪れる外国人観光客は、全体の5%に満たないようです。
18:00 ホテルガーデンスクエア静岡(静岡市)
静岡県内では、先進的にインバウンド観光客誘客に力をいれておられるホテルです。
今回は、ご都合によりお話しは聞けませんでしたが、館内の案内板等のインバウンド対策を視察しました。
18:30 静岡経済同友会と懇親会(会場:夢庵)
今田、平尾、山﨑の3副代表幹事を始め12名の皆様と交流を深めました。
9月25日(水)
9:00 富士山世界遺産センター(富士宮市)解説:静岡県世界遺産センター小野課長
世界遺産を「保護し、保存し、整備し及び将来の世代へ伝えることを確保する」拠点施設で、その形状は、富士ヒノキを組み上げた壁面をもち、逆円錐形の建物が池に映ると富士山となる造りとなっています。美しい映像主体で、解説文も5ヶ国語(日本語、英語、中国語・2種、韓国語)からなり、また、スマホ用の4ヶ国語の無料音声ガイダンスコンテンツも配備され、外国人でも分りやすい工夫がされていました。
世界遺産となった富士山もあり、静岡県の外国人宿泊者が増加する中、インバウンド対策もしっかりとられており、外国人観光客も増加しているようです。
10:00 富士山本宮浅間大社(富士宮市)解説:富士宮観光ボランティア
徳川家康寄進で、富士山を神体山として祀り、奥の宮は富士山頂。本殿は二重の楼閣造で棟高45尺、浅間造りで他に例がないそうです。全国に約1,300社ある浅間神社の総本社で世界遺産の一部にもなっています。
世界遺産センターの影響もあり、浅間大社を含む富士宮市周辺の外国人観光客は、かなり増加しているようです。
参加者
代表幹事 川上裕治
常任幹事 足達明彦(委員長)、森山輝也、大内章智、山本陽一郎、二瀬武博
会員 木幡均、新田能久、小幡美香、内田晃市、岩田久利
事務局 富田芳光、松下敦史