日 時: 令和元年12月20日
産業活性化委員会は本年度の活動方針「AI・IoT等の新技術企業ならびにエネルギー関連施設を視察」を掲げており,その方針に沿って中国電力の三隅発電所と浜田メイプル牧場を視察してまいりました。
久保田代表幹事、天野委員長を始め、15名の参加がありました。
10:30~13:00 三隅火力発電所
エネルギー関連施設として,国内最大級の石炭火力発電所である三隅発電所を見学しました。高効率な発電技術による省資源化の達成、最新鋭の環境保全対策を備えたクリーンコール技術、木質バイオマスと石炭の混焼発電による再生可能エネルギーの利用拡大など三隅発電所の取り組みについて学びました。更に、現在建設中の2号機の視察も行ないました。
13:20~14:30 浜田メイプル牧場
浜田メイプル牧場では世界初となるロータリーロボット2台並列体制(スウェーデン製で日本国内で4台しかない中の2台を保有)により、約800頭の乳牛の搾乳をしておられます。また、排水処理は膜分離活性汚泥方式を用い、安全性の高い処理水を作り出しておられます。残念ながら、午後からの視察であったため搾乳現場は見学できませんでしたが、多くの搾乳牛や和牛、中でも沢山の子牛に触れ合うことが出来、心が癒されました。説明は石西支部の会員でもあり、益田商工会議所の会頭でもある松永社長から牛の乳質管理や健康管理、繁殖技術など直接伺うことが出来ました。