2022年3月30日(水)
島根・鳥取合同委員会では、令和3年度の活動として2022年3月30日に第48回鳥取県・島根経済同友会合同懇談会をホテル一畑にて開催しました。
当委員会では、ポストコロナにおいて飛躍が期待される産業の一つである観光にテーマをあて、山陰インバウンド機構福井代表理事様より基調講演をいただき、その後、山陰地方の経済のエンジンである中海・宍道湖・大山圏域の観光を中心に山陰地方全体から見た期待と役割などについて幅広く論じるパネル・ディスカッションを開催いたしました。
当懇談会では、鳥取市所在の鳥取県経済同友会の会員から浜田市に所在の島根経済同友会の会員にわたる山陰地域の幅広い経済同友会会員が参集し、基調講演等を熱心に聞き入る他、懇談会の前後や休憩時間中には、コロナ禍で直接の面会が難しかった山陰地域の各会員が相互に親睦を深める姿が印象的でした。
- 講演会
演題「アフターコロナの観光~DMOの視点から~」
講演(一社)山陰インバウンド機構 代表理事 福井 善朗 氏
- パネル・ディスカッション
パネリスト:(一社)山陰インバウンド機構 代表理事 福井 善朗 氏
(一社)中海・宍道湖・大山圏域観光局 代表理事 矢野 正紀 氏
(大)島根大学 法文学部 教授 飯野 公央 氏
(有)出雲観光タクシー 代表取締役 渡部 稔 氏
(株)バイタルリード 代表取締役 森山 昌幸 氏
コーディネーター:(株)日本政策投資銀行 松江事務所長 加藤 隆宏
◯委員長所見
当委員会では、かねてより山陰地域全体の発展を企図して、インフラ整備を中心に提言活動を重ねてまいりました。山陰新幹線の整備は、当地域の悲願であり、継続したテーマである他、特にアフターコロナでは観光業のいわゆるベントアップ需要が期待される中、ハードのインフラ整備のみならず、ソフト面での整備も重要であることを今回の懇親会を通じ、島根経済同友会としても改めて確認できました。