活動報告

2023.12.27

第50回 鳥取県・島根経済同友会合同懇談会

 令和5年11月14日 松江エクセルホテル東急

島根・鳥取合同委員会は、「山陰における持続可能な地域公共交通に向けて」をテーマに、第50回の合同懇談会を開催したところ、講演会・座談会には78名(うち島根50名)、懇親会にも55名(うち島根32名)と多数の参加がありました。
この度は第50回の節目の懇談会でした。春先から講演内容選定等に着手したほか、10月の外部視察(鉄道総研)に合わせ、地域公共交通(地方鉄道)の必要性と需要、デジタル・イノベーション活用の視点、街づくりほかについて、講演者と面談し、準備を進めてまいりました。
1.懇談会
 (1)講演会
演題 講師
「地域公共交通の政策課題~国内および海外の動向を参考に~」 東京大学大学院 新領域創成科学研究科
特任教授 中村 文彦 氏
「山陰の地域特性を踏まえた地域公共交通の在り方」 株式会社日本総合研究所
(2)座談会
   テーマ:「山陰における持続可能な地域公共交通に向けて」
   パネリスト:中村 文彦 氏、藻谷 浩介 氏、島根経済同友会代表幹事 松尾 倫男 氏
   コーディネーター:島根経済同友会 島根・鳥取合同員会委員長 白水 照之 氏
2.所感
中村講師からの、「地域において魅力的なお出かけ先があることが大事」、「地域自身が目指す形で残ることが大事で、そのために鉄道・バスなどの公共交通が最低限必要だと言うべき」、藻谷講師からの、「地方の鉄道路線を赤字だけをみて廃止という判断基準は、社会インフラの視点から違和感がある」、「海外と比較すると、ガソリン税の財源を公共交通の維持といった用途も対象として検討される必要があるのでは」との発言が印象に残りました。(事務局)

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