2013年11月14日(木)

第26回全国セミナー

日時:5月23日~24日
参加者数:8人出席
場所:岩手県盛岡市

 

5月23日、「われ世界のかけ橋とならん」~復興から始まる新生日本~を総合テーマに、全国の経済同友会から980名が一同に会し、第26回全国経済同友会セミナーが、岩手県盛岡市で開催されました。 

島根からは、宮脇代表幹事、陶山代表幹事、宮下常任幹事、飯塚常任幹事、山坂常任幹事、貴谷会員、足立事務局世話人、有光事務局長の8人が参加しました。
はじめに、ジョン・v・ルース駐日米国大使が日本での任期中の交流の御礼を述べられ、「起業力・女性の活用・若者のグローバル化―日本経済の未来を支える3つの鍵」と言うタイトルで基調講演がありました。また、セミナー参加者の発議により、急遽4月25日のオクラホマ竜巻被害にあわれた米国の皆様にお見舞いを贈ることが決議され、会場で募金活動がなされ、高橋岩手経済同友会代表幹事から、ルース大使に目録が手渡されました。
高橋代表幹事が「ルース大使の力強いリーダーシップにより、実現した「TOMODACHIイニシャチブ」が東日本大震災の被災者をどれだけ励まし、また若者に希望を与えていただいたか、大使ご自身の目で見ていただければこれ以上の喜びはない。また、本日は想定していなかったが、オクラホマの人々に平和な毎日が戻りますようお見舞い申し上げる。」これを受けたルース大使は、驚きで言葉を詰まらせながら、同友会参加者・日本に対し心温まる御礼の言葉を述べられました。
その後、東日本大震災からの復興に向けた現状報告が福島・仙台・岩手の各経済同友会代表幹事からありました。
また、極めて甚大な被害をもたらした東日本大震災からの早期復旧・復興を支援する全国の経済同友会の思いが形になった「IPPO IPPO NIPPONプロジェクト」の活動状況報告があり、あらためて被災地の子供たちが、震災を乗り越え、健やかに成長していくように経済同友会のさらなる力添えについてお願いがありました。
分科会は、次の

①東日本大震災からの教訓
②地域の活力で経済成長を勝ち取る
③現場力を生かすこれからの日本のものづくりを考える
④わが国のエネルギー政策を考える
これら4分科会があり、全国の会員が希望のテーマに参加し、率直な意見交換が行われました。
島根の宮脇代表幹事は、第4分科会で、大要次のような発言を行いました。
「島根県松江市は、県庁所在地の中で、唯一原発が3基ある市である。これまで、エネルギーや社会インフラの進展は、普通のことであり、他人事であったが、今回の事故で、多くの市民は、自らのこととして考えなければならない事態となったわけである。自主自立の中で考える、これは良いことと自分は考える。こうした中での課題なりお願いは、安全、安心の考え方の確立と長期的なスパンで代替エネルギーを検討する必要があるということ。安全には、明確な基準があるべきである。基準値を明確に打ち出し、それで稼動について判断する。安心の判断基準は個人差があるので、個人の主観的なフィーリングで基準値がブレルことがないようにすべきだ。」
その後、1000人近くの参加者が一堂に会し、盛大な懇親パーティーがおこなわれ、多くの方々の交流が育まれました。
5月24日
翌日の24日は、各分科会議長から討議概要の報告が行われました。また、全国セミナー全体を通じた総括挨拶が、(公社)経済同友会代表幹事長谷川閑史氏からありました。
次に、作家の高橋克彦氏から「和の心」について講演があり、終わりに次期開催地代表幹事である、静岡県の松村友吉氏から引き受けの挨拶があり、閉会となりました。
 

2013/11/14 15:49 | 未分類 | コメント(0)

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